3鼬と私。

動物看護士3年目のヨウと日々溺愛中の3フェレ『壱・姫・鉄』の日常を綴ったブログです♪
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  [ 安楽死。 ]
2008-03-07(Fri) 22:54:25
タイトルのとおり、今日の日記は安楽死についてです。

私は今日、仕事で初めて安楽死の現場に遭遇しました。

追記にそのことを書いていきますが、文章もまとまりがないし、暗い話なので、

読みたくない方はここでストップしてくださいね。

コメントのお返事等は明日しますね、明日からはいつもの日記に戻りますので。





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十代最後の日の今日、私のシフト時間も過ぎ、そろそろ帰ろうと思っていたところに、

先生から保定を頼まれました。

私が診察室に入る前に飼い主さんだけが出て行き、入れ違いで入ると、

診察台には痴呆気味で寝たきりの痩せた老犬が横になっていました。

いつもの保定と違う…?と不審に思いながらも近づき、

留置の保定、といっても腕と首を支えるだけ。

飼い主さんが出て行かれたこと、この子の状態、そして診察室の雰囲気で、

もしかしてこの子は今から安楽死を…?と感づき、

そしてやはり、私の予感は当たっていました。

私は2月半ばから動物病院で働いていますが、

飼い主さんからの電話で亡くなったことを聞いたり、亡くなった後に遭遇したことはありますが、

亡くなる瞬間に居合わせるのは初めてでした。

それはただ、今まで自分の仕事日と重ならなかっただけで、

病院という現場は「生」があれば当然「死」もあるわけで、

でも自分の目の前で、しかも自分の腕の中で心臓が止まっていくという、

安楽死を見るのも初めてで、その保定も当然初めてでした。

授業で教わりましたが、安楽死は保定をしている人が、

その子から体の力が抜けていくこと・・・亡くなる瞬間を一番に感じるのです。

私は心の準備も何も出来ていなくて、先生が薬を持って戻ってきたときに初めて、

「この子、今から安楽死やけど大丈夫?」と聞かれました。

私も頭の中では分かっていたんです。

今一番辛いのは飼い主さんで、この子は頑張って今日まで生きたんだ、

飼い主さんもこの子が辛いのを見ていられなくて、たくさん考えた上で決めたんだ、

飼い主さんとは離れてしまうけど、この子はもう楽になるんだ、

私が泣いたままで、この子を旅立たせてはいけないんだ、と。

私も凛のときに、安楽死という案もある…と先生から言われ、

飼い主さんの気持ちは痛いほど分かります。

でも、泣いたらあかん!!と思ってはいても、腕の中のこの子が暖かいこと、

保定をしていても一生懸命動こうとしている姿を見ると、

涙を堪えていても、どうしても溢れてきて止まりませんでした。

大丈夫?と聞かれ、「大丈夫です。」と答えながらも、全然大丈夫じゃなくて…

結局、「無理しいなや。最初なんやからショックなのは当たり前。」と、

他の先生に代わってもらい、私は安楽死の瞬間は見ていません。

先生も悪気があったわけではないし(先輩達は「配慮が足りん!」と怒ってましたが)

私の働く病院はいつも忙しくバタバタしているので、誰も手が空いていなかったし、

これから働く上で経験していくことなので、保定を頼んでくれたのかもしれません。

(安楽死の保定だと事前に伝えて欲しかったですが…)

急いで洗面台に行き少し落ち着いたものの、戻ると先輩達に心配され、慰め励まされ、再び号泣。

もう一度休憩室で落ち着かせ戻ろうとすると、看護士長が様子を見に来てくれました。

看護士長は仕事に厳しい人なので、怒られるかもしれん…と思ったんですが、

自分の経験談を話してくれて、一緒に泣いてくださいました。

そして動物看護士として、飼い主さんの気持ちを一番に分かってあげること、

私達の言葉で、どれだけ飼い主さんの心を楽にしてあげれるか、

仕事としてその現場に慣れなければいけないことかもしれないけど、

「死」に慣れてはいけないこと…たくさんのことを教えていただきました。

看護士長は、正直…機嫌の良い悪いで態度がかなり変わる人ですが、

それでも仕事に関しては誰よりも真面目で、

動物看護士として、自分もこんな動物看護士になりたい!と改めて思いました。

これから何年経っても、今日のことは絶対忘れないです。

次に安楽死の現場に立ち会うとき、やはりまた泣いてしまうかもしれません。

でも、その子が旅立つ瞬間まで、最期のときまで、自分に出来ることをしようと思います。


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ハッピーバースデー 20!HOME朝のひととき。

COMMENT

とても辛い話ですが、飼い主さんも大事なわんちゃんのために決断をされたのですね。
働き始められてまだ間もないヨウさんにとっても辛いことだったと思います。私でも絶対泣いてしまってとてもその場にいられないと思います。
(お仕事にされてるのでいつかは経験しなくてはならないことでもあると思いますが)胸がしめつけられるようなお話でした。

追伸:しょうもないものでしたが届きましたでしょうか?
(届いてないと郵便局に問い合わせないといけないので・・・)
b y hinata | 2008.03.08(00:00) | URL | [EDIT] |
  + ^^
無事届いたみたいで安心しましたぁ^^(以前・・・届かないってことがあってそれから不安なんです)
おはずかしですがよかったらヨウさんのブログに載せてやってください(//▽//)
b y hinata | 2008.03.08(09:31) | URL | [EDIT] |
初めまして。
4フェレと一緒に生活をしています「ととろ」と申します。
記事を拝見させて頂いていて、ふと亡き父のことを思い出し、カキコさせて頂こうと思いました。

私の父は糖尿病持ちで意識障害を起こし、病院に搬送されました。
意識を取り戻すことは1度もなかったのですが、一時期は良くなってきたかなぁ…と思った矢先に脳死。
昇圧剤(血圧を上げるお薬)でなんとか命を繋いでいる状態でした。
母は父の亡くなる1年半前に乳癌で他界し、残された家族は私と弟。

先生からある選択をせまられました。
昇圧剤を続けるか、否か。
続ければ数日は持つかもしれない。
だけどそれも時間の問題。
切れば直ぐに命は尽きてしまう。
弟は「もうオヤジを楽にしてあげよう」と。
私は…というと直ぐに決断出来ませんでした。
もっと早く自宅に行って、父を発見してればこんなことにならなかったのかもしれない。(当時の私は近場のアパートで1人暮らしをしていました)
父を2度、殺してしまうことになるのではないか?

父は脳死&延命治療で形相が変わっている状態。
どうしよう、どうしよう。
1時間くらい悩みました。
最終的に下した決断は昇圧剤を切ること…でした。
そして昇圧剤を切って約0分後、父はあの世へと旅立ちました。

今でもふと思います。
あの当時のことを思い出すと
「あの時、あれで良かったのかな?」
とモヤモヤっとします。
当時のことを教訓に、うちの子たちと過ごしていきたいなぁ…となんとなくそう感じています。

初めてのコメントで暗いお話になって申し訳ありません。
b y ととろ | 2008.03.08(10:45) | URL | [EDIT] |
  +
命の選択の現場に遭遇されて、とても辛かったと思います。
私も少しの間だけですが、某動物病院で受付のお仕事をしていました。
朝来ると、冷蔵庫には大きな黒いゴミ袋が。

何かと思い、先輩に尋ねてみると、夜間で亡くなってしまった子だそうで
飼い主さんが引き取りに来る気がないらしく、『処分」してくれと言われたと。。。

今まで一緒に暮らした家族を迎えにもきてあげず、最後はもう知らないって
どういうこと!?って思いました。

その他、やめたのにもワケがあるのですが、ある人の人間性の問題なので
それはおいといて、そこで仕事していた期間が短かったため、また受付なので
命の選択をせまられる場面には遭遇しなかったですが、辛いものです。

でも、よく考え直してみると、SPARKYの時は抗がん剤でも間に合わないぐらい
リンパ腫が急増していき、お薬や点滴など、あらゆることをして治してあげたいと
思ってやっていましたが、ある日、担当の先生にこういわれたことを思い出しました。

『これは命の延命をしているのであって、それがSPARKYにとって幸せか、
 楽かどうかというと、決して楽なものではなく、反対に辛く痛いものだから
 本当にSPARKYのことを考えるのなら、これ以上苦しめる延命はどうなんだろう。。。』

と。

私もこの言葉についてはとても悩みました。
確かに私が一緒にいたいと思って治療をしていても、SPARKYには決して
楽なものではなく、苦しく痛いものだったに違いないんですから。

結局その次の日、仕事があったので朝から病院に預けて、帰り迎えに行ったとき
今晩が峠だといわれ、一緒に自宅に帰ってきました。
日に日に呼吸が荒く、とても苦しそうなSPARKYでしたが、最期の時は
私の腕の中でいる時を選んで旅立っていきました。

安楽死ではないですが、担当の先生に言われた言葉が、今も霧となって
心に残っていて、本当にSPARKYは幸せでいられ続けたのかと自問自答することが
いまだにあります。

あの時のつらい思いを、その時はSTITCHだけだったので、もう1回しないと
いけないのかと苦しむ中、一緒にいられた幸せの方が大きいんだから
後悔はしないように一緒に暮らしていこうと決意して、SPIKE、LEROY
そしてDUPEのお迎えの時も、毎回最期の時はつらいだろうけど
ちゃんと最期まで責任をもてるのかどうかを自分に問いかけ、『できる!』と
腹をくくってからお迎えし、今に至ります。


なんだかただの長文&乱文で、思っていたことがヨウさんに伝わるかどうか。。
でも、今回ヨウさんが遭遇した、『この子』は、もしかするとヨウさんに
安楽死について教えてくれるために、今のこの時を選んでくれたのかもしれません。
b y RABBIT | 2008.03.08(13:08) | URL | [EDIT] |
  + hinataさんへ
動物病院という医療現場で働くからには、
大好きな動物達の死にも直面するということを当然分かってはいたのですが、
実際に目の当たりにすると、頭も心も追いつきませんでした。
でも一番辛いのは、決断された飼い主さんやそのご家族ですよね。
これからも仕事をしていく上で、安楽死と向き合うことは、
多くはないにしろあるとは思うので、動物看護士としてできることを考えたいと思います。

素敵なプレゼントをありがとうございました!
早速9日の日記にアップさせていただきましたっ
b y ヨウ | 2008.03.10(00:13) | URL | [EDIT] |
初めまして、こんばんは。
ご家族との別れ、本当にお辛かったと思います。
悲しいことを思い出させてしまってすみません。
ととろさんと弟さんが決断をしなければならない…
言葉では表せないほど悩まれたことと思います。

人間と動物、違いはありますが同じ医療の現場で働く者として、
飼い主さんの心をいかに理解するか、気持ちを楽にさせてあげれるか、
飼い主さんのもっとも身近な存在となれるよう頑張りたいと思います。
自分が凛のときにそうであったように、
別れの後には「ああしておけば…」や「もっと○○できたのに…」と、
どうしても後悔が残ってしまいますよね。
その心のケアも私達の仕事の大事な部分だと、私は思っています。
まだまだ働き始めたばかりの私が言うのも偉そうなのですが…

ととろさんご自身のお話をしていただき、「命」と向き合うことをさらに考えることができました。
コメント、本当にありがとうございます。
b y ヨウ | 2008.03.10(00:44) | URL | [EDIT] |
  + RABBITさんへ
RABBITさんも動物病院で働かれていたのですね。
辛いことを思い出させてしまい、すみません。
迎えにも来ず処分してくれ、だなんて…
私達からしたら全く考えられないですよね…

「しつけられないから」「もう飼えないから」等の身勝手な理由で、
まだ元気な動物達を保健所に連れてきたり、
動物病院で安楽死を希望する飼い主さんも存在して、
もしその子達の安楽死の保定を頼まれたら…と思うと…
(私の病院は、そのような理由の安楽死は断って、飼い主さんに考え直すよう先生が説明されると思うのですが)

この子の場合は、高齢で痴呆もあり寝たきりということで、
飼い主さんも精一杯介護されていたようなのですが、
日に日に状態が悪くなり、「見ているのが辛い、楽にしてあげたい…」
と、安楽死を選択されたようです。

私も凛のとき、何の病気かも特定できず、
検査をして原因が分かれば治るんだ!と思い、
動物病院で様々な検査をしましたが、
今思うと、検査さえ凛の身体にとって負担だったのかもしれません。

私達よりもはるかに寿命の短い動物達と暮らすからには、
最期まで責任を持って看取る覚悟がないと、お迎えする資格はないですよね。

RABBITさんのおっしゃるとおり、今だからこそ、
きちんと自分の中で考えることができるのだと思います。
この子には、泣きながら「よく頑張ったね。」と、
ありきたりな言葉をかけてあげることしかできませんでしたが、
安楽死について教えてくれたこと、改めて考えるきっかけとなったこと、
感謝の気持ちでいっぱいです。
b y ヨウ | 2008.03.10(01:29) | URL | [EDIT] |

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